春なので自分の新社会人の頃を思い出してみました。

私は官公庁(ざっくりしているけれど。笑)で働いていました。公務員です。
じいちゃん子だっだので結果的に「じいちゃんが一番喜んでくれる職業」を選びました。

夢は昔から弟の病気を治すような医師になること。
でも色々と思うように進めずに挫折…

自分は何がしたいのか。
社会で生きる自分像を描けないまま大学生活は過ぎました。(この4年間は無駄ではなく、素晴らしい人々や仲間との、刺激的で貴重な時間でした。ありがとう。)
そして流れるままに就職活動。。
…一応内定をいただきましたが、海外赴任に踏ん切りが付かず(自分の英語力が不安で…^^;)うだうだとしている時に、じいちゃんが公務員の話をすすめてきました。

″家族が喜んでくれるなら″

と、短期集中猛勉強。運の良さに守られて合格。
これは流れとはいえ天職かもしれない！と思い込んで公務員になりました。
もちろん、じいちゃんは大喜び。

なのにその年に病気が見付かり、あっという間にじいちゃんは亡くなってしまいました。
これからの頑張りをもっと見て欲しかったのに。

それから数年間は、なんとかお仕事を頑張りました。
でもいつも心に疑問がありました。
私は本当に公務員になりたかったのかな？と。

家族が喜んでくれるために頑張ったけれど、自分は本当にこれで良かったのか。。こんな思いのまま働く人が、税金からお給料をいただくのも何か違う…。
ずっとずっと悩みながらいました。

なかなか踏ん切りが付かずにいましたが、やっぱり何か違う！と思い、決断まで数年かかりましたが仕事を辞めました。

両親には今でも申し訳ないと思っています。
でも私の思うように歩ませていただき本当に感謝しています。
私が親の立場だったら、気持ち良く子どもを送り出せただろうか…。

今私は自分の居場所で、したい事(趣味のようなお仕事を少し)させていただきながら子育てメイン(のつもり。^^)で頑張っています。適職だと思います。

遠回りしながらで、結局は大切な人を少し悲しませたかもしれないけれど、「ここだ」と思える場所で生きています。
本当に感謝しか、ないです。

将来は
子ども達自身が選んだ道を応援できるような
両親のような親になりたいと今は思っています。

～実家に綺麗なお花がたくさん咲いていました～

お付き合いいただき
ありがとうございます
～感謝～