【自分と向き合う生活】

自分と向き合い 毎日に感謝の気持ちで 丁寧に生きる

支えてくれている記憶

家の中のどこかで
急に物音がしました
そんな時子ども達は


"ミーくんが近くにいるね〜"
と言います


ミーくんは私の弟です


うまれつきの心臓病で
天国へ行ってしまって
もう何年もたってしまいましたが
私は子ども達に
たびたび彼の話をしています



今自分が
こうして生きていられることを
当たり前だと思わずに
自分に与えられている時間を大切に
一生懸命に生きてほしいと
思うからです


そして
小さな生命は消えてしまったけれど
時が過ぎても
子ども達の心の中で
弟の存在が生き続けていってほしいと
願うからです



そうであれば
たとえ小さな生命であっても
その意味は
とても大きいものだと思うのです



姿や形は見えなくなっても
誰かの心の中で
記憶の中で
共に生き続けて
支え合っていける



あの頃は
この先にずっと
悲しみばかりの道が続くと思っていたけれど
長い時を過ごし
気が付いた時の足元には
あの頃思っていたものとは違う
新しい道がありました



見えなくても
そばに居てくれて
いつでも守ってくれているから


自分の道を
一歩一歩 確実にね



子ども達に話しながら
その半分を
自分自身へのメッセージにして
今日も過ごさせていただいています






~いろいろなことがあるけれど
いつかその記憶が
支えとなる日が来ますように~



お付き合いいただき
ありがとうございます
~感謝~